換気扇とおっちゃんの話
昨晩家に帰ってきたら、ガコッと、換気扇がとれて、ガスコンロの上に落下していました。
ちょっと外れかかっている感じは以前からあったのですが。特に対策せずにいたら、落下。プラスチックなので軽量ですが、調理中に落下しなくてよかった。
というわけで今朝は朝から不動産屋のおっちゃんが来てくれて直してくれました。作業は極めて簡単なもののようでしたが、部品が足りなかったりして2回きてもらったり。なにしろ私には手の届かない場所なのでとても助かりました。ふだん不動産屋さんとのやりとりは特にしないけど、何かあったらいつでもいってくださいねと言ってくれたり、世間話をふってくれるおじちゃんの親切心に心うたれました。ありがとう、おっちゃん。
こういう親切心にふれると、日本に、世界に、こういう親切心が広まればいいなあと思う。
親切な人が淘汰されたり、損するような社会は嫌だなあ。
でも往々にしてそういうことはよくあって、そういう仕組みは本当に悔しくなる。
おっちゃんが損するような仕組みにこの世がなりませんように。と、勝手におっちゃんを慮ってみました。
それにしても今日はおっちゃんの訪問と共に目覚めたし、部品を取りに行って2回目にくるまでに、おっちゃんが作業しやすいようにお昼は済ませておかねば!とか、洗い物をも終わらせておかねば!とか思ったり、妙におっちゃん中心に今日の私の午前のタイムスケジュールは組み立てられたフシがあります。おっちゃん、私に有意義な午前中をあたえてくれてありがとう。
ついでにおっちゃんは水道の蛇口がゆるんでいたので、その部品交換もしてくれた。
浄水器をつけてもいいか聞いてみたところ、つけても大丈夫だけど重みで負担はかかるね、東京の水は美味しいよ?と言われた。
私はずっと東京のニンゲンだし、うちの水道から出てくる水は美味しいとおもわないよ、おっちゃん。そこだけは同意できなくてごめんね、おっちゃん。
換気扇の話のはずがおっちゃんの話になってしまった。
毎日はんこはアップしていますが、こういうどうでもいいおはなしも、たまに更新できるといいなと思っています。