およそ3cm角の日記
というものをつけはじめます。
1日1はんこはもちろん続きますが。
こちらはさすがに毎日更新ではありません。
1日を3cm角のはんこにおさめようという無理矢理な試み。
昨日は、赤坂BLITZでキセルというバンドのライブを見てきました。
キセルは、京都は宇治の出身の辻村兄弟の2人ユニット。
今回はニューアルバムのリリースツアーをバンド編成で回っていたようで。そのツアーファイナルが東京だったわけです。
キセルのライブには特にここ3〜4年、ちょこちょこ足を運んでいるのですが。
今回のライブは「集大成」という感じがすごかったです。
前のアルバムをリリースしてから4年半ぶりのリリースツアーだったということもあり。
その間に積み重ねた想いがひしひしと詰まりまくっていて、それが音になって響いて来る感じ。
セットはシンプルでありながら、黒いバックに、星空のようなあかりがちりばめてあって。
目を閉じても開いてても、いまどこにいるんだっけ?と前後不覚になるくらい、フワフワと聴けて。
いつもライブの度に思うことは、キセルは名曲が本当に本当に多いので、2時間そこそこではまったく時間が足りないということ。
旧曲も名曲揃いなので、あれも聴きたかったな、とかもちろんいっぱいあるのですが。
今回はもちろんアルバムの曲が中心で。それでもお腹いっぱいになるくらい満たされた。
濃厚な本編+アンコール+ダブルアンコールでは細野晴臣「終わりの季節」のカバーを初披露して終演。
それにしてもキセル二人の声は本当に心地よいです。
進化し続けて、愛されるものを作り続けていくって、本当は、とても難しいことだと思う。
それでも真摯に作り続けて行けば、いいものはできる、っていうのを、キセルを見て聴いていると、信じられる気がする。
こんなに暑苦しい日記を書いているにも関わらず、ギリギリまでなぜかチケットを買わずに結局当日券で観に行った私をどうか許してください。
(当日券の整理券は1番でしたよ!)