【およそ3センチ角の日記】20170103 センターマイク
中学生くらいから、ずっとお笑いが好きです。
欠かさず新人に目を光らせているか…とかそういう種類のものとは違うかもしれませんが。
ときにはマイク一本で、身一つで、最小限のもので、あるいはゴテゴテのセットで。なんにしたって、人が笑いを生み出すということはすごいことだと思う。
好きな番組は爆笑オンエアバトルから始まり、ロバートホール(リチャードホール)、笑う犬、はねトび、内P、あれ、なんだか並べるとあまり出てこないものだなあ。
みんながあまり見ていないテレビ番組の話が通じる友達がいると無性に嬉しくて喋り続けていたものです。
深夜のラジオ・テレビは、中学高校の私にとって底知れぬロマンがあったのですな。
オンエアバトルで好きになった芸人さんを見に劇場やイベントにも足を運んでいました…。路上でお笑いライブの勧誘をされて見に行ってみたりも。
まだyoutubeも使っていない時代だし、HDD録画などもそこまで進んでいなかったから、テレビは基本的に夜更かししてリアルタイムで観ていたような記憶。ビデオを撮ったりもしたけれど。もちろんラジオだって同様の系譜をたどっている。今やradikoタイムフリーという、一週間以内の番組はネット上でいつでも聴けるという機能も備わっている時代。
今はテレビやラジオとの付き合いはちょっと違うだろうなあ。
見逃したなんていう概念がないくらい遡ることができる世の中だし、いくらでも掘り返せるし見返せるし感想を発信できるわけだから、演者は窮屈な思いをしているのかもしれない。それをうまく利用する手段もあるだろうけど。
リアルタイムで見る必然性がなくなりつつあるなら、現代のお笑い好きはもっと早い時間に寝ているのか?という疑問が湧くけれど、
きっとそういうことはないと思う。きっと現代の彼らは、夜中にyoutube地獄やradikoタイムフリー地獄にはまっているに違いない。
あ、それは私か。