さくはんじょで不定期に制作している手ぬぐい。真っ白な晒しではなくコーヒーで染めていることが多いです。
こちらもとは2014年の記事なのですが、たまに聞かれるので再掲しておきます。自分にも結構便利なのですよね。

一人でやると地道な作業…。誰かとしゃべったりしながらやりたい作業ですな。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
私のやる方法は分量などがざっくりし過ぎていると思います。が、こんな私でもできました。

染めたもの
手ぬぐい（晒し）　2枚
※新品だったので、事前に一度洗濯機で洗って干しました

使ったもの
コーヒーのガラ（かす）　計４杯分くらい
茶葉を入れるパック　2個（ガラが入る分だけ）
焼きミョウバン　大さじ２杯くらい　※色止め作用があるそう
水　たくさん
豆乳　大さじ１くらい（ケチなので）

１　大きめな鍋（パスタ鍋を使用）にお湯をぐつぐつ沸かす。
２　茶葉用のパックにコーヒーのガラを入れて、弱〜中火で３０分くらい煮出して染料をつくる。
３　１、２の間に大きめなボウルに水と豆乳を入れて、染めたい布を浸しておく。
（豆乳や牛乳を入れると発色がよくなるとか。あまり入れすぎると臭くなりそう…
牛乳にしっかり浸す場合は３日くらい干すという記述もどこかで見ました。
この分量の豆乳ならにおいは気になりませんでした。）
４　わかした染料（コーヒー液）を冷ましておき、あら熱がとれたら、ガラをとりのぞき、軽くしぼった布を入れて行く。
５　ムラにならないよう、さいばしなどでしゃぶしゃぶするように、布をまんべんなく泳がせる。３０分くらい！
（根気よく。染料がさめてからは手でかきまぜてました。）
６　鍋でお湯を沸かし、ミョウバンを溶かして媒染剤をつくる。
７　媒染剤に、５の布を入れる。ここでも染めムラができないように布をかき混ぜて泳がせる。２０分くらい！
８　媒染が終わったら軽く水洗いをし、しぼっておく。
９　再び染料を、沸騰しない程度にわかす。
１０　染料に８の布を入れ二度目の染め。ここでは１０分くらいにしました。
１１　その後同様に媒染剤に布を入れ、５分程浸す。
１２　軽く水洗いをして、干す！（私は念のため洗濯機で脱水しました）

天気がよかったのであっという間に乾きました。
うーん想像以上にいい風合いです。
そこまでコーヒー色！という色にしたかったわけではなく、
元の晒しの色があまりにもまぶしい白だったので、少しくすませたいなあ、という思いつきで染めてみました。

そこにぽんぽんとはんこをおして行きます。

使ったもの
布用インク（Versacraft バーサクラフト）
彫った消しゴムはんこ
（ボーダーは、A4サイズの特大消しゴムの切れ端を使用）

ボーダーは1本の線のはんこを使用しているので、何度も着色してなかなか大変。本当は何本も線をいっぺんにボーン！と行きたいところですが、少ない素材を活用出来るのもはんこのいいところ。

そしてその後は、スタンプの色を定着させる（Versacraftは、アイロンがけすると耐洗濯性になります）ため＆しわ取りのためにアイロンがけ。
ね、なかなか時間がかかるでしょう。（泣）

だけど難しくはないです。時間がかかるだけ…。
でもなかなか楽しかったので、今度は他の染めも挑戦したいところです。草木染めとか。